飯豊連峰 前衛 二王子岳(一王子避難小屋まで)


     
 日本海に小さな低気圧  GPSLOG 雪の二王子神社 
     
一合目下の急斜面   須藤さん、坂井さん合流 もうすぐ一王子小屋 
   
 一王子避難小屋 下山準備  上のテープが1.5M



日 時   平成21年12月20日(日)  
参加者  NTR(中村(義)さん)、田中(正)さんLTQ
行き先  飯豊連峰 前衛 二王子岳 
天 候   12月20日 雪時々やむ
気 温   20日 0.9度〜0.5度 (6時〜14時)
      20日 現地:一王子小屋11時00時の気温-3℃
風 速  16日 3M〜5M (6時〜14時) SSW〜S〜SSE
      (気象データ観測ポイントは新潟県新潟市)
ウインドプロファイラ
      16日12:00(観測地 新潟県高田)1KM W 7M ;2KM WSW 19M ;3KM W 20M
装 備   冬山標準
登はん用具:なし
雪山装備:Wストック・スノーシュー
ナビ用品:GPS、Mポインター、地図、シルバコンパス、テープ標識
防寒具:合羽で代用・フリース
飲み物:水 1500ml ポカリスエット500ml
食料品 ハイカロリーぜリー1個 握り飯2個 調理パン1個、インスタントラーメン
その他 非常食1,000Kcal分
残 量  非常パン1個 非常食


コースタイム 事柄 備考
20日
05:40分 自宅発
05:55分 集合場所着
06:20分 南俣集落着(95M)      誰もいない。
06:45分 駐車場所発           深雪のなかモクモクと歩く
08:11分 二王子神社着(300M)
08:27分 二王子神社発(300M)
09:40分 神子石の少し下で、須藤さん、坂井さん追いついてきた。
11:00分 一王子小屋着(725M)    積雪1.6M位?
12:38分 一王子小屋発(725M)

13:11分 二王子神社着(300M)
13:33分 二王子神社発(300M
14:15分 南俣集落着(95M)


GPSデータ
TP積算距離    8.46KM
TP移動時間    3:34
移動平均速度    3.3KM
全体平均速度    1.5KM
累積標高(+)     529M
最高到達点     759M

概略
暖冬から一転、12月としては記録的な大雪となってようやく、このシーズン初ラッセル。
正月の飯豊に入る田中さんと、最近仕事が忙しい中村(義)さんを誘い二王子岳へ向かった。
今回の降雪、一回で積もった雪なので相当に埋まることは予想していたので、とても山頂に届く気がしない。11:30分くらいを目途と考えての行動とした。

毎年の事ながら、初ラッセルは身体に堪える。正月までにあと何回かラッセル山行を重ね身体を冬仕様に変えていきたい。


記録
20日(日)
朝起きて外を見るとサラッと降ったようだ。コンビニに寄り、待ち合わせ場所に行くと、同じタイミングで3名が集合して段取り良く荷物を積んで南俣集落に向かう。
考えるまでもなく、南俣集落からの歩き出しだ。まだ暗い中準備をして出発。

重い雪に足が埋まる。昨日も人が入った感じがしない。3人で交代しながら進む。ずいぶん時間がかかりながら進む。
登拝路に曲がる手前、ヤマドリが大きな羽音で飛び立ち驚かされた、
太鼓橋近くでは猿の親子が雪の急斜面を駆け上がっていった。難儀しながら二王子神社に着く。静かな神社で食事&給水。

通常の積雪時、南俣集落から神社までは1時間〜1時間5分位
今回は1時間30分近くかかった。時間もかかったけれど、身体が慣れていないので大腿部に効く。
走るのは、大嫌いで以前は「警官に追われない限り走らんね♪」と生意気言っていたがアラフィフともなると、そうもいかず最近ではポツポツとトレーニングで走っている。
とはいえ、こういうラッセルのような力仕事は走るというトレーニングは役に立たない。
やはり、実践に限る。

神社から夏道沿いに進む。
以前は、兎の足跡を良く見たものだが、本当に兎の足跡を見ない。何だか寂しいものである。


神社の杉林を過ぎるといよいよ足が深く潜る。
時々振り返り、誰か来ないかなぁ?と期待するが誰も来ない。
悪い日じゃないんだけどねぇ。

神子石の下の方で、夏道沿いに進むか、冬道にするか考えていたら、後続2名が見えたが、「夏道だあ〜」という声
中村さんが、「あ〜須藤さんだ」という。振り返ると、須藤さんと、坂井さんの両先輩。

5名で進む事とする。正確に夏道をトレースしていき、須藤さん「ここが水場」と言い。掘ると、柄杓と水。
さ〜すがぁ…二王子マスター

急斜面に難儀しながら11時に一王子避難小屋着。
設定時間が中途半端でここでオシマイとして小屋に入り食事を摂る。

食後外に出ると、結構な降りだ。
難儀しながら登った斜面も下りは早い早い…
二王子神社で蜜柑を食べ喉を潤し集落を目指す。
長い林道歩きが厭になる頃、ようやく集落到着。

皆様、お疲れさまでした。
お世話になりました。



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